雨飾キャンプ場にて パン販売

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百名山の一つ、雨飾山(あまかざりやま)の麓に雨飾キャンプ場があります。
ブナの原生林の広がる雨飾山の登山口です。
今日はそこに行ってます。 私ではなくパン達だけが。

昨夏、パンの販売を始めたばかりのころ、全くの無条件で私のパンを仕入れてくれました。
その日、出来たパンを何でもまとめて持っていってくれるのです。
今年の夏もキャンプ場の賑わう時期(お盆の間位?)パンを置いてくださいます。
まわりに何もない、ひっそりとした山奥にあるキャンプ場。
山を愛する人々が過ごす場所に自分のパンが並んでるなんて嬉しくなる光景です。

私はパンの販売を他人に任せる事はあまりありませんが、
縁あってそういう話になる時も、何か買い手との間につながりを感じたいと思っています。
酵母の様子を見ながらなので、いつでも同じパンを用意できないし、
1度にたくさん作れないからでもあるのですが、
間に入る方との信頼関係がないと、愛着のあるパンを託すことが出来ないのです。
他人が私のパンを売っているということになかなか慣れません。
いつもとても気がかりです。
1人暮らしの息子を心配するような、娘を嫁に出すような、そんな気持ちです。
どちらも経験はありませんが・・・

人前に出しても恥ずかしくないように育てたつもりですが、世間は厳しいもの。
ちゃんと売れてるのか。気に入ってもらえてるだろうか。
すっぱいパン、硬いパン、柔らかいパン、、それぞれ自分の良さを発揮してるか。
いろいろすれ違いがあっても、よい出会いもあって欲しい。

作家が自分の小説を世に出せば、どんな読み方をされようと読み手の自由であるように
どこで、誰に、どんな食べ方をされても、自分の手を離れた以上、関知する所ではありませんが
願わくば、買ってくださった方に愛されますように。。。